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テレビドラマ「相棒」について、イラストちまちま描きつつだらだらと語っています。 season 12の製作も決定。
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今日の一言

右京さん:何をそんなに怒っているのでしょう

尊くん:ひとつ、よろしいですか?


***************************************


いや~。

半年ぶりですよ。相棒。

半年間、待ってました。ずっと大人しく。
その間、シーズン8のヘビロテ&プレシーズンからのだらだら観賞。

プレシーズンの右京さん若いわ~。
タバコ吸ってるし、結構ワイルドだし。
そして中園参事官。若い!別の意味で若い!

ま、それは置いといて。


今回は、相棒始まって以来初めての2時間スペシャルじゃないスタート。

いや、手堅い内容だったんじゃないかしら?
ていうか、面白かったよ。

2時間でドドドっと後半の展開になだれ込むんじゃなくて、
一週の間をおくことで、謎の男の不穏な存在に徐々にスポットがあたり、
緊張感が持続するわけで。

実は自殺でしたという右京さんの推理も、右京さん本人も周囲も
ほとんど納得しかけるところでの上遠野登場なので、
その自殺という結論に対しての違和感も解消。

スムーズな流れだね。
いい感じです。


のっけからハードな戦闘(?)シーン。
徳重さんの眉間のシワが深いね。これは重い展開になりそう。
このまま「To Be Continued」ってテロップが流れてもおかしくない雰囲気。

それにしてもキムラ隊員の精神力のなさ。
なぜこの作戦(どんな作戦かは知らんが)に参加させたのか、
はなはだ疑問。

1-1.jpg
















徳重さん、せっかくかっこいいのに、険しい顔ばかり。



そしていきなり軽やかなオープニング
スタイリッシュな雰囲気を踏襲しつつ、8とは全く別物ね。

とはいえ、このオープニングのあとに鬱展開は観たくない・・・

警備部に推薦してやるという内村刑事部長の話を笑顔で断ったり、
特命部屋の主のごとく、コーヒーを飲むヒマ課長に「おおぅ」と驚きを素直にあらわにしたり、
やっぱりスパイだった8の時よりも、尊くんの表情に陰りがないね。

きっと尊くんの本質は明るいものだったんだろうとうかがわせる。

立場によって考え方を変えるのが信条だったとはいえ、スパイの頃はつらかったろうねえ。

さっそく尊くんをいてきぼりにして現場にむかう右京さん。
置いてきぼりかよっ、の尊くんの顔がひどくて面白い。
ほんと表情豊かだな。
そして、右京さんを現場に呼んだ米沢さんの
「なにかご不満でも?」

なんだか初回からぽんぽんとテンポがよくて、とばすなあ。

8の最終回で右京さんに、
「ようこそ、特命係へ」
と言わしめた尊くんですが、なぜだか右京さん実はやっぱり変わってなくて、
尊くんと一緒に捜査にむかおうとか、そういう考えはないみたい。
1-2.jpg


















特命に残ることを決めたあの時から半年間、
尊君は右京さんにずっとこんな態度とられてたのかしら?
おかわいそうに・・・


白秋社での聞き込み。
特命2人をみての捜一の2人のリアクションが面白いね。
イタミンいちいちリアクション大きいわ。
そして肩をいからせて去るイタミンと芹沢さん。

死んだ水元湘子の周りで不穏な死。
夜釣りの最中海に落ちて死んだ笠井氏。
の、妻の父の伏見。

津嘉山さん、相変わらず渋いなあ。

昔、NHK-FMで、津嘉山さんがナビゲーターをしていた
「クロスオーバーイレブン」っていう番組が好きだったんだよなあ。低い声がよくてね。

あ、話が逸れた。


花の里での、右京さん、尊くん、米沢さんの3ショット、新鮮だなあ。
で、さりげなく尊くんの席が右京さんに近づいてる。

尊くんがものを食べるシーンって、所作がきれいで、みてて気持ちいいです。

ところで、米沢さんって、結構文学好きだよね?
6-3「蟷螂たちの幸福」では「ヲタと呼ばれても過言ではない」ほど作家の蓬静流に
傾倒していたしね。
ほかにそんなエピソードなかったかな?



・水元殺害容疑をかけられ、捜一に追いつめられる川芝。

イタミン顔こえ~よ
あんな顔で迫られたら、何も悪いことしてなくても逃げるね。
f0e6d24c.jpg



















・尊くんの「ひとつ、よろしいですか?」

右京さんの不審顔がいいね。
1-4.jpg

















・社長秘書に迫る尊くん。
1-5.jpg


















エロいぞ尊
これぞ尊くんの本領発揮だぜ。
香水の香りもさらっと当てて、ワインのラベルをみて銘柄もすらすら読めて、
ハイスペックだな。


・パントリーでいきなり棚をガタガタうごかす右京さんと、あわてて棚を抑える尊くん。
尊くん、そろそろ何かをやらかす右京さんのおもり役の様相を呈してきました。


・右京さんの疑問に対して、岡崎に会いに行くことをパッと提案するあたり、
頭の回転早いね、尊くん。


・ぐずぐずしてると置いてきぼりにしますよっ
「よ」のところ、口とがらせて鼻の下のびてる表情がかわいいのな。
1-6.jpg

















・ただの転落ではなく、別のビルに一回バウンドしての落下。
岡崎さんあわれです。
そして相変わらず死体が苦手な尊くん


・エレベーターと非常階段なら、
迷わず尊くんに階段を行かせる右京さん

盗まれた福助人形の返却をするときも人形の箱を持たせ、
段ボール5個分の資料を持たせ、
男子高盗撮ビデオのたくさん詰まっている段ボールも運ばせ、

右京さん、絶対Sだなあ。(スパイにあらず)

尊くん、意外に体力方向担当なのかしら?


さてさて。

次回予告の、
「警備部に連絡を!」叫ぶ右京さん。
警備部への移動を断った尊くん。
なんか意味深なシーンな気が・・・

上遠野のかかわりもさることながら、事件に伏見がどんなかかわりかたをしてるのか、
楽しみであります。

今回は「和泉ブルー」ではなく、明るい、というか、
「和泉イエロー」みたいな画面でした。
見やすいっちゃ見やすい。

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お久しぶりでございます・・・
ずいぶん更新してなかったですねえ。

てゆーか、season9&劇場版製作発表の後、
相棒がらみの情報がなかったもんで

その間おいら何してたかといえば、もちろん今までの「相棒」ヘビロテですよ。

season7最終回「特命」の、尊くん初登場では、
ここが「相棒」第二幕の幕開けだったんだなあ、なんて感慨にふけったり。

で、やっと相棒情報に動きがあったのが、劇場版前売り券発売情報。
(ま、これもだいぶ前の話だけど)

8月14日発売日当日は、前売り券に特典として付いてくるフォトブックを目当てに、
朝もはよから車を1時間走らせ、ワーナーマイカルへ。
フォトブックだけは逃してなるまい・・・

ま、結果的には長蛇の列なんてことはなく、普通に購入できたわけで。
長蛇の列ができていたという都会とは違い、福島は平和でいいなあ

フォトブックの写真はなかなかかっこよかったですよん。

ここに載せていいものかどうかわからんし、
一応イラストブログということにしてるので、イラストにしてみました。
2f98d592.jpg49e7bbd3.jpg

















うーん。

すいません。



個人的には、米沢さんのコメントだけが縦書きだったのがツボでした。


で、それと前後して、いろんな媒体に相棒劇場版の様子が露出され始めましたね。

劇場版の記者会見では、ゲストの宇津井健さんや小西真奈美さんなんかが話してる様子が放送され。

小西さんが言ってたエピソード、よかったな。

小西さんがメークルームを出るときに、豊さんに
「ご縁があったらまた後ほど」
って言われたんだけど、小西さんは、すぐあとに豊さんと同じシーンの撮影だったから、
なんて答えていいものか戸惑ってたら、及川くんが
「そうですね、ご縁があったら」
ってさらりと返していた、っていう出来事。

記者会見中でも、こういう場があんまり得意じゃなさげな豊さんを、
さりげなく及川さんがフォローしていて、なんか、
薫ちゃん時代とはまた違った雰囲気が醸し出されていました。

記者さんにちょっと答えづらい質問をされた時も
(実生活においての相棒は?みたいな)
なんだか戸惑う出演者陣のなかで、その場を収めた及川くんのおふざけ感も、
なかなかおぬしやるな、って。
9374fae9.jpg
























相棒関連の雑誌、相当手に入れました。

ザ・テレビジョン
TVガイド
TV-Japan
FLIX
cinema☆cinema
Cinema Square
日本映画navi
AERA

ほんとにちび~っとした記事から、ばばーんと特集組んだものまでさまざまだけど、
写真がかっこよかったのはAERAとFLIX。

FLIXは松本Pのインタビューなんかも載ってて、
記者さんも、あなたわかってらっしゃる、って感じの記事で、
なかなかよかったな。

AERAは、それまでの雑誌とはまったく違う写真を使ってたので。

後発の記事になればなるほど、映画の神秘のベールははがされていくんでしょうね。


さて、そろそろseason9の宣伝が流れ始めてますが、これからどうなるんでしょうか?

尊くんのスパイ設定がなくなった今、この2人はどういう関係を構築していくのか。

あ~。楽しみだなあ。
楽しみで楽しみで、もうどうしようもないっす。

来月からシフト水曜を休みにしてもらおうかな。
録画しててもリアルで見たいのだ。
 

大きいニュースでしたね。
season9&劇場版。

いや、多分あるとは思ってたけどさ、劇場版が年末公開ってのは予想外。
GWあたりかと思ってたもんで。

公式なんか見ると、舞台は警視庁だと。
「桜田門内の変」
も、警視庁が舞台だけどね。

基本、「バベルの塔」的な、密室劇というか、ひとところで繰り広げられるストーリーは好きなので、かなり楽しみではあります。


そして、公式の豊さんと及川君のコメントはこちら。



水谷豊さん コメント

相棒が10年続いたのは、素晴らしいスタッフ、キャスト、ドラマを観てくれている皆様のお陰以外の何物でも有りません。
そして目の前には劇場版Ⅱとシーズン9…感慨に浸る間も無いのが正直なところで、この10年にただただ感謝です。



及川光博さん コメント

10年続いてるドラマってすごい!!
僕は昨年からの参加ですが、水谷さんとの”呼吸”を大切にして、シーズン9も精一杯演じたいと思います。
しかも劇場版に出演できるなんて!!わーい☆

(公式HP・伊東Pブログより)


及川君、

「わーい☆」

って。

かわいすぎるぜ。


右京さんと尊君のよくあるツーショットって、
こんな感じなんだけど

2630852e.jpg





















このコメントみたら、こんな絵が浮かびました。

81539a85.jpg


 

 


 

 












この前、及川君のワンマンショー武道館ファイナル、観に行ったんだけど、
相棒メンバーも来ていたらしいです。
(おいらはみれてないけど。)


いやあ、ミッチーの世界だね。
尊君のかけらもありません。


本人も、神戸君みたいじゃなくてごめんね、なんて言っておられました。


で、目撃談によると、
芹沢さん役の山中さんがめっちゃノリノリだったとか、イタミン役の川原さんが相変わらず強面だったとか。

そして、右京さん役の豊さんの、「みっちゃん」をやさしく見守るような、穏やかな笑顔が印象的だったそうです。



去年の、豊さんのツアーにもおいら行きまして、
こっちはこっちで、右京さんとはだいぶ違うはじけた豊さんがみれたんですが。

豊さん、右京さんのものまね(いや、本人だし)とかやってました。


豊さん、おいらの初恋の人なんだよねえ。
「熱中時代」の北野先生。

コンサートの時も、右京さんはじめ、北野先生、「刑事貴族」の本城なんかのキャラを演じてましたが、豊さんってさ、いろんなキャラクターを演じたら、その人にしか見えなくなってしまうんだよね。ほんとにそういう性格なんじゃないか、地でやってるんじゃないか、みたいに。
それは最高のほめ言葉だ、みたいなことどこかで言ってた気もする。


さてと。

10月のseason9スタートまで、どうやってすごそう。

プレからずっとDVD観返してるんだけど、なんかもう何巡もしてしまって、
きっと今なら、ちらっとしか出てきてない登場人物の名前を聞かれても、
「それはねえ、season××の第○話のどこどこに出てた人だよ」
みたいに答えられそう。

season8が終了してはや2か月がたちました。
ときどき禁断症状が出て、録画を見返す日々です。

さて、season8の話を、面白かった順に並べてみました。

これは、あくまでもおいらが面白いなーと思った順です。

秀作だとか、いまいちだとかいうことではないです。
そういうことは人それぞれ感じ方が違うと思うし、

更に言えば・・・


どんな内容でも「相棒」が好きなんだ!!!


と、叫んでみました。


そして、それぞれのエピソードを一言で表してみました。
これも個人的見解です。


1 ・・・ (19話) FRS→ようこそ特命係へ
2 ・・・ (12話) SPY→S尊君のターニングポイント
3 ・・・ (15話) ラーメン→イタミン昼から生にんにく
4 ・・・ ( 3話) ミス・グリーン→新芽の尊
5 ・・・ (18話) ウルトラソウル→右京さんが手袋人形でしゃべったらもっとかわいかった
6 ・・・ (17話) 3バカ→二度と掘るな!
7 ・・・ ( 7話) ぼんじり→スカジャン尊君にはぼんじりがどれなのか教えてあげない
8 ・・・ ( 1話) カナムス→尊君と握手するたまきさんをチラ見する右京さん
9 ・・・ ( 6話) フェンス→右京撃たれる(BB弾)
10・・・ (11話) 願い→青空相談会
11・・・ (14話) 偶像→おねえさん♪
12・・・ ( 4話) 錯覚→芹沢君、尊君に締め出されるの巻
13・・・ ( 2話) バートランド→尊、温泉キライ発言
14・・・ (10話) 利休→元嫁と元カノ
15・・・ ( 5話) 井戸→尊、痛いのキライ発言
16・・・ ( 9話) 仮釈放→ぜーんぶ使っちゃった♪ おや♪
17・・・ (16話) サブリミナル→ナポリタン
18・・・ (13話) マジック→ヒマ課長、インスタントコーヒーに舌鼓
19・・・ ( 8話) バス→脳内チェス素敵過ぎる


内容の好みとか、いろいろあるんだろうけど、こんな感じです。
ストーリーそのものよりも、ちょっとした小ネタを楽しんだりする回も。




season8に関しては、ほんとにいろんな意見があり、
視聴から離れて行った昔からのファンもいたみたいですね。


おいらも、2時間ドラマ時代から観ていた身としては、
薫ちゃんがいなくなったときにはかなりショックを受けて、
その「卒業」のさせ方にムカムカしたりもしました。


ただ、尊君(及川氏)が決まった時に、
「はは~なるほど・・・」
と、ちょっと感心したのも事実です。

どんな俳優さんが決まっても、違和感を覚えただろうけど、
100%俳優じゃない及川氏というチョイスが、違和感を覚える隙を与えなかったというか。
で、season7最終話「特命」から、season8の全19話を観終わって、
及川氏の起用が成功したんだなーって、つくづく思うのです。

そして、season8全体が、「神戸尊」という存在を、
特命係と視聴者に根付かせるためのシーズンだったと考えれば、
次のシーズンのハードルがすごく高くなったよな~。

尊君のスパイ設定もなくなるし、本当の特命係の一員として、
右京さんと連携した捜査をしていくわけだし。

よっぽどレベルの高いストーリーじゃないと、
尊君の存在が、ただの右京さんの雑用係になっちゃう。

「相棒」っていうだけで大好きなひとがここにいるんだから、
がんばってほしいなあ。





テレビブログ
今日の一言

右京さん:ようこそ、特命係へ

尊君:僕は半年前から特命係の一員ですけど

***************************************

最終回、ほんとに楽しく、きれいにまとめてくれました。

この半年間、尊君(=及川さん)ほんとに頑張ったよね。
「相棒」という、長年続いているドラマで、役者も、イメージも、キャラクターも全てかたまっている場所に、1人放り込まれて、どんなに大変だったろう。
ものすごいプレッシャーだったよね、きっと。
ff2cac70.jpg
















いろんなサイトやブログをみてても、薫ちゃん卒業のあたりからものすごい批判があふれてて、
(ま、おいらもショックのあまり、まわりに批判しまくってたけどね)
次の相棒が及川さんだとわかると、
「なにぃ!ミッチーだと!許せん!!!」
的な声があふれて。

でも、回を重ねるごとに、神戸尊」というキャラクターを浸透させていき、
尊君のファンを増やし、
最終的には、右京さんのセリフ
“ようこそ、特命係へ”

このセリフは、右京さんの本当の気持ちであり、相棒スタッフの気持ちであり、
視聴者の気持ち全てを表しているんだなあ。

右京さんが、上記のセリフを言う前に、珍しく、というか、初めてじゃないかな、
少し緊張してるんだ。
特命係始まって以来、初めて自ら特命係に望んで残った部下だからね。
(あ、陣川君は別よw)

尊君が出勤してくるまでの時間、なんて言って尊君を迎えようか、
紅茶を飲みながら考えて考えて考えて、そして出てきた言葉。
すごく右京さんらしい。
そして、ちょっと緊張してる右京さん、カワユスwww

薫ちゃんが去る時に、面と向かってではなく電話で、
「どうか、気をつけて行ってください。以上です」
と一言。
これも右京さんらしかったな。



尊君の人物設定が秀逸だったんだと思います。

薫ちゃんと似たようなキャラクターにしても意味はないわけで、かと言って、当初言われたような、右京さんとキャラがかぶっているっていう意見も回を追うごとにそうじゃないことがわかってきて。

天才ではないけれど、頭の回転がよく、対人スキルが非常に高い。
右京さんとは違って、相手を不快にさせることなく懐にするっと入りこめる。
クールに見えて実は情に熱く、正義の人。
けど、右京さんに迎合することなく、違法なことに対してはどんどん意見する。
たとえうるさがられようと。

今回の伊達さんに関しても、問題が起きた時に、尊君に相談してれば、こんなにひどいことにならなかったんじゃないかなあ。
結局伊達さんは責任を取らされて警察庁を追われることになったし。


尊君と大河内さんの関係性も面白いよね。
ラムネは、尊君のことが心配で心配でたまらない、まるで兄のように、いや母のように
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所詮非キャリアの推薦組で警察庁にいった尊君が、キャリアの中でどういう扱いを受けるのか、わかっていたんだろうし、その才能を埋もれさせるのが惜しかったんだろうね。


自分が邪魔になってとばされただけだと確信した尊君が、右京さんに、自分がSだったとさらっと告白するシーンもよいね。
この半年間、杉下右京という人間を見てきて、自分のいた警察庁の命令よりも、右京さんを信頼しうる人物だと判断して、とばされた自分の愚痴というか、弱音を吐けるようになったんだ。


伊達さんの取り調べのときに尊君が間瀬課長に発した、
「ボクに戻る場所なんてあるんですかっ」

予告を見た時は、スパイである尊君の悲痛な叫び、みたいに受け取ったんだけど、本編見てみると違ったね。
尊君は、このときにはもうすでに警察庁に戻ることは考えていない。
(FRS主任運用官に抜擢されることは知らなかったからね)

そして、事実を告げられた時に心揺れたけど、やっぱり秤にかけて、右京とともに刑事らしい仕事をしたいという気持ちのほうが勝ったんだろうな。

FRS主任捜査官に選ばれたのはキミです、みたいに間瀬課長に言われた時の右京さんの、あの冷ややかな目!
右京さんは、FRSみたいなものは嫌いなんでしょうね。

でも、ラストで右京さんが小野田官房長に指摘したようなことがなくて、あるいは解決して、FRSセンターが運用されることになって、右京さんが主任捜査官の任を命令された時、彼は粛々と業務を遂行するんだな、きっと。
それが組織の中に生きる警察官の立場ってことを、右京さんは知っている。

警察にとって不都合な真実が出てくるとわかっていても、日本の犯罪捜査の根幹となるシステムをつぶすとしても、事件を解決しようとする右京さんとともに、事件にむかうと決心した時に、尊君は本物の警察官になったんだな、と思いました。

そして2人して産業スパイのもとに行ってフルボッコ
さすがにキンタマ握りつぶすwww(S7最終回参照)ことはしなかったみたい。
つか、ロングコートの男2人が並んでむかってきたら、おいら逃げるよ。
コワイっつーの。特に黒コートの人。
5c458262.jpg



















・GT-Rで50キロで走る尊君。50キロなのにメーターが6時の位置って、GT-Rハンパねー!!!
・やたら何度も繰り返される転落シーン。トラウマだ。
・オービスとられた尊君に、やたらうれしそうなヒマ課長。884e062d.jpg
























・キミはキミの仕事をしてもらってかまいませんよ=どーぞスパイ活動してくださいな。右京イヤミなやつ。
・尊レポート、やっぱり中学生レベルだったんだ。杉下右京、謎多し。
最後に一つだけ。イタミンの口から出るとは。
・ラムネとカレーくう尊君。ナポリタン、オムライス、カレー、って、おこちゃまな好み。
・遺書を探しているところ、少しでも人出が多いほうが助かりますと尊君に言いつつ、自分は見てるだけの右京さん
・常勤顧問の宇田川さ~ん0857322f.jpg
















・伊達さんの前だからか、死体の前でも気丈にふるまう尊君。でも口にはハンカチ
・見当たり捜査員がいらなくなるFRSセンター。陣川君ピンチ
・あなた方がそうした!たまにああなるイタミン。62c2b297.jpg






















・警察内部の問題を公表しようとする男、大河内。を、3分以内に来てね、と呼び出す小野田官房長。
・右京さん(警部)尊君(警部補・かつての部下)イタミン(巡査部長)伊達さん(警視・部下)
 みんなによってたかって反抗され足蹴にされる間瀬課長(多分警視正)っていったい・・・



小野田官房長の、
「警察庁に戻ってきたくなっちゃった?」
との問いに、笑顔で一礼、部屋を去る尊君の顔が、怒りに満ちているのをみて、尊君も右京さん同様、正義の人なんだろうということを確信しました。

そして、右京さんについていくでもなく、自ら官房長の前を去ったという姿勢に、尊君の覚悟が表れているんだろうなあ。

伊達さんにミスの責任を全部ひっかぶせた警察庁に対して失望したんだろうし、自分がそうなっていたのかもしれない、自分が伊達に対して何もしてやれなかったという、忸怩たる思い。

少し未練あったろうねえ、本局復帰。
だからあんな飲み方をして。
揺れ動いているんだろうねえ。

茨の道を選び、退路を断った尊君。
右京さんのもとに、職務ではなく、友人(多分)として、神戸をよろしくお願いします、と頭を下げにいったラムネ。
尊君に、いろいろ悩んだ末に、ようこそ、そいう言葉をかけた右京さん。

尊君は周囲に恵まれる気質なんだろうね。

S7「特命」のときの、右京さんと尊君のトゲトゲしさをみてみると、ほんとに半年間かけて2人の関係性が構築されていったんだなあって、感慨深い。
あの頃は、右京さんは尊君のこと全く信用してなかったからね。
一視聴者として、尊君が右京さんに受け入れられて、ほんとによかったなあって、しみじみ思うのです。

小野田官房長の、
「いい人選でしたね、神戸尊君」

これはほとんどの人が思ってると思うよ。



いい感じのラスト。
特命2人の新しい始まりを予感させるBGMをぶった切るヒマ課長。素晴らしい!!!

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プロフィール
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たかちん
性別:
女性
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映画鑑賞
自己紹介:
たかちんと申します。
「相棒」が好きです。
土ワイ時代からずっと好きです。
つらつらと語っているので、
よろしければ読んでやってください。
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