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テレビドラマ「相棒」について、イラストちまちま描きつつだらだらと語っています。 season 12の製作も決定。
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今日の一言

右京さん:その瞬間、切れてしまったのかもしれませんねぇ。それまで懸命に張っていた、緊張の糸が

尊くん:でもなんで殺さなきゃならなかったんです、さっぱりわからない


***************************************


や~。
重い。重い。
ずっしりだー。


見てて、あまりにも重いテーマとストーリー展開で、見続けるのがつらかったね。
借金が借金を生み、ヤミ金の被害者だった男がヤミ金の取り立てをやらされる。
どんどん視野が狭くなり、周りが見えなくなる生き地獄。

こういう事件の背景に遭遇した時の特命2人の表情が対照的でね。
右京さんが表情一つ変えないのが逆に沈痛な思いを強く表しているし、
尊くんの、つらそうで、でもそれを出すまいとしている表情もいいし。
でも個人的には、クールでブラックな性格悪い尊くんでいてほしいんだけどね

・オビカワ運送がオイカワ運送に聞こえていたのは私だけではあるまい。

・部長に呼び出される右京さん。
この図は意外にめずらしいかも。

・右京さん電卓早!

・セットだと思ってください、って・・・
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・尊くんは中高生相手でもムキになるヘキがあるけれど、今回は大人だね。

・「神戸くん」
 「はい」
 「キミなら、どうしますか?」
 「そのヤミ金を見つけて、摘発します。杉下さんは?」
 「同感です。」

テンポよくて好き。
信頼してる感じがいいね。

・ヤミ金事務所で、電話で被害者と話す右京さん。
右京さんっていうより左文字さんみたいだった。
はーい、どもー♪


借金、ヤミ金、倒産、
社会問題をテーマにするってことで、それはいいんだけど、
もうちょいね、特命はじめとして警察側の動きを際立たせてほしい、
というのは贅沢なのかな。


殺されたって聞いて、ホッとしたの。
泣きながら告白する娘の言葉が切なかったの。

さて。
なんだかんだと話題になった、尊くんのiPhone上下逆さ持ち

何回か見たけど、PHS持ちの私には
まーったくわかりませんでした。

あーあ。

それにしても、尊くん、花の里閉店知らなかったのか・・・
とても一言では説明できないから、とナポリタン。
ああ、哀しい。
 
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今日の一言

右京さん:あなたが罪の告白をしていれば、彼女を死なせることはなかったでしょう

尊くん:半日所轄で調べに調べて突き止めました。たった一人で


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右京さんの言うように、浅沼が織江に過去の罪を告白して、彼女が自ら死を選ばなかったとして、彼女の余命の半年、織江は幸せに過ごしただろうか?
浅沼がかつての自分の恋人を殺した罪人だということが織江の中で決定づけられた時、真実を知った時にも、心穏やかでいられるんだろうか?

観終わった後に、そんなことをモヤモヤと考えてしまった。


・口腔外科に行くの気が進まないのね、右京さん。人が痛い思いするのはまったくもって平気そうだけどね

・三田佳子ってかわいいよね。世間知らずな感じがまた。
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知人に和装好きが・・・うぅ。たまきさん・・・

ねじ曲がった親知らずってどんなですか?課長

・太田さんの脚本だとなぜ特命2人が電話出るの拒否るシーンがでてくるんだろ?

・織江さんちで、結局かりんと食べたのかな?尊くん。

・そして毒と聞いてからお茶に一切手をつけない尊くん。

・42年前の事件の担当刑事を調べた尊くん。
たった一人で、って強調する子どもっぽさがたまらなくかわいいね。
そして「意外に」根気強い、ってやっぱり一言よけいな右京さん

・退職刑事を訪ねて山の中の尊くん。
足元おぼつかないぞ。運動不足だね。

キミ、枝豆取りに行ってたんですか?
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浅沼が桐野を殺した犯人だと、織江はうすうす感づいていたんだろうね。
だから、右京さんに、犯人を見つけてほしい、ではなく、青い小瓶の謎を解いてほしいといった。

浅沼が桐野に殺意を抱いて、そしてそれを実行に移すほど自分を愛していたことをうれしいと思う。
それが真実かどうか確かめたかった織江が、そうではなかったと勘違いをし、絶望して自ら死を選んだ。

ああ、そういう結末なのね。
なんとなくふに落ちるような、落ちないような。

死んでしまった恋人をいつまでも思い続けるよりも、生きて、厳しく織江を教え導いてくれる師匠に思いを寄せることも、あるいはあるんだろうと思う。
でも、その人が恋人を殺したかもしれないと感じながらその人を愛するようになることって、あるのかな。
人の心ってフクザツねえ。

浅沼は、自らを罰するつもりでコーヒーを飲んだわけだけど、飲んでも飲まなくても悲劇的な結末になったんじゃないかと思わずにいられない。

もし、浅沼がコーヒーを飲まなかったとしても、それによって浅沼が42年前の殺人の犯人だという織江の疑惑が真実になるわけだけど、今までのように浅沼を思い続けられるんだろうか?
織江の賭けは、買っても負けてもつらい真実しか導かなかったんじゃないかしら?

42年間自らの罪を告白することなく、甘んじて罰を受けようなんて殊勝なことを言って、織江に復讐させようとした浅沼のなんと卑怯な行動。
遺書を書き、自分の死は自殺だという偽装をし、織江に司法の手が及ばないようにして、キレイに贖罪の道を選んだつもりかもしれないけど、織江に人殺しをさせようとした罪には気付いていない、愚かな男。

セミの抜け殻と音楽が象徴的だったな。

今日の一言

右京さん:それに耐えられないなら、人に罪を問うべきではない。僕はそう思っています。

尊くん:また1階まで降りろと。

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なんなんだseason ten。
初回といい、この2話目といい、あまりの重さにドキドキが止まらないじゃまいか。
10ではなくtenというだけあるね。

・三浦さんと参事官のツーショットって、なんとなく新鮮。
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・「杉下の部下の神戸と申します」
すごい新鮮な響き!尊くんがこんなふうに言うの初めて聞いたよ。
まあ、対外的には普通に言ってることだろうけどね。

・お茶1つでこんなに笑わせてもらえるとは。
5階に着いてからまた降りてお茶を買い、汗ダラダラかきながらまた登った挙句に
「そのために彼がいます」
「ボクは紅茶がよかった」
って、右京さん気持ちいいほどヒドイ人

・尊くん、暑がり設定にしたらしい。
あれだけ汗かいてりゃしょうがないね。最初から最後まで汗だくだく。

・パンダ灰皿!!!
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・なんとなく張り合ってる尊くんとイタミン。
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被害者遺族や関係者に聞き込みをするときの尊くんの真剣さは、season7「特命」の時と比べると、隔世の感があるね。

尊くん、被害者遺族の救われない感情にがっつりかかわるのって、初めてじゃないかしら?


どこまでやれば贖罪になるのか。前回尊くんが言ってたけど。
先週の犯人、若林や、自らの罪を贖うことを放棄した4人組と、今回の被害者である川北誠也が、過去の自分の罪を贖うことから逃げたことは、また違った感情や背景があるよね。

川北に、何かのきっかけや、人の出会いなんかがあることで、変わったかもしれない。
何もかも空回りして、まるでボタンの掛け違いのように、崩れていく自分の人生を、苛立ちながら傍観するしかなかった姿が見えるんだ。
もしも、父が逃げなかったら、もしも、姉が強く弟に立ち向かったら。
違ったのかな。

殺された新開拓海、そして加害者に罪を償ってほしいと願いながらも裏切られ続けた両親、
息子を、弟を、愛していたはずなのに、人を殺めてしまった川北誠也を戸惑いの目で見る家族、
加害者の家族という事実に耐えきれなかった父と姉。

絶対的な悪人は存在しないのに、誰も救われない。
どこで間違っちゃったんだろう。
どこで間違っちゃったんだろう。

右京さんが伝えた、姉から父への伝言。
全てを察して、泣きくずれる父親。
涙があふれた。

尊くんの、残酷だとは思わないのか?との問いに対しての右京さんの答え。
それが出来ないなら、人に罪を問うべきではない。
それが、右京さんの警察官としての矜持なんだね。
人に、罪を問うとは、刃を突きつけること。それと同時に自らの体にも刃を突きつけている右京さんの覚悟。

尊くんはどう感じているんだろう。

自分の正義よりも、依頼人の心情が大事と言い切る瀬田弁護士も、ものすごかっこよかった。
これが弁護士としての矜持なんだろう。

真実以外に人を救う道はない、と、自らの正義を貫く右京さんとは対照的な存在として描かれてたのかな。
どちらが正しいとか間違ってるとかではないけれど。
2人のぶつかり合いは、静かなシーンなのにすごい迫力でした。

とても重い話で、被害者遺族とかかわるいろんな登場人物のさまざまな感情や、司法の問題点なんかをしっかり描いていて、秀作だとは思うんだけど、「相棒」としては、2人のキャラがあまり際立っていなかったなーと。
それでも「相棒」というドラマとして成り立っているのは、2人の立ち位置や人物設定がある程度決まりつつあるからで、視聴する側もそれを受け入れているからで、今の、このseason tenだから出来た話なのかな。
右京・尊コンビの初期では、それこそ空回りしてしまった気がするな。

ラスト。
ゆらめく逃げ水に向かって歩く右京さんを見る尊くん。
真実を求めて止まない右京さんのしっかりとした歩みが、蜃気楼のように実体のない逃げ水と対比的な象徴として描かれてたのかな。

(いや、ただ単に、尊くんがあまりの暑さに熱中症寸前の幻をみたとも考えられまする)

 
今日の一言

右京さん:あの連中を地獄へ道連れにすることが、あなたに今唯一残された贖罪の道なのですから

尊くん:俺は、警察官だったのに・・・

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いや~。
初回からこのクオリティですか。
もう、重くて、ドキドキして。

新シーズン始まったウキウキと、尊くんの過去って何かしら?っていうワクワクの、浮かれた気分が、ぷしゅーっとつぶされたような内容。
しかも、たまきさんお遍路?!
花の里閉店の衝撃に、実は前半そのショックから立ち直れず、後の展開が目の前をスルーしてった感じでした。


・あまりの棒読みっぷりと、べたべたな演技に、逆に感心してしまったタクシー運転手。

・時間軸を表すのにスカイツリーを使う、ベタな、でも効果的演出ね。

・やはりカレー食す尊くんと大河内さん。

・大河内さん、尊くんのことが心配で心配でたまらないお母さん的心情?
あぁ、ママンありがとう。
右京さん、うちの尊をよろしくね・・・
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・ジャジーな新OPかっこいいね。

・尊くん、綱島さんのお眼鏡にかなった感じ?
単なる会社員で、しかもストーカーの城戸や、しがない管理人の若林なんて眼中にない。警視庁のエリート(ノンキャリアだから本来の意味のエリートではないけど、素人の綱島さんにはわからないだろうしね)しかも姿かたちのシュッとしてる尊くんのほうがいいよね。

・池内万作。このストーカー男の気持ち悪さすごいうまいよね。

・警備部警部第一課警備情報部第4係。なが!
そして若き日の尊くん・・・
26歳に見えるかどうかは視聴者の方の判断に任せます、なんて及川さんは何かで言ってたけど。

・白ワイシャツにネクタイの尊くん。新鮮。
劇場版Ⅱ以来だわ。

・天宮良、悪い顔になったなあ(褒め言葉)

・益子、釜田の両人を呼び出すのに、ペロッと嘘をつく尊くん。これ、右京さんほんとに知らなかったっぽいよね。
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・大森のいい加減な黒板の消し方。
消し残しが気になる
そしていきなりキレられ、ギョッとする特命2人。
こーゆーいきなり怒鳴る人、いるよね。やだやだ。
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・大沢樹生、久々に見たけど、いい感じで歳くってきてるね。
「相棒」は、こーゆーキャスティングがすごくうまいんだよなあ。
今現在露出のある人とか、話題性とかは全く関係なく、ぴったりの配役をするというか、発掘するというか。

15年前と現在の差が一番出てるのが若林。

殺人を犯して、しかもその罪を棚に上げて人を恐喝し大金をせしめ、自分の殺した女性の友人と平気で結婚し、自分の罪を隠し通して15年の人生を送ると、こういう顔になる、みたいな感じ。
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・靴履きのままあがる若林家。アメリカ~ンpart2

・捜一。特命部屋でチェスする三浦さんと芹沢さん。絶対将棋の駒の動かし方してると思う。

・なんとなくみんなに邪魔にされるヒマ課長。
階級は相当上なんだけどねぇ・・・

尊くん絵うますぎ!!!
あれ本当に及川さんが描いたわけじゃないよねえ?
本人、かなり絵はうまいけど・・・

ホワイトボードに事件の主要人物の似顔絵。
これ恒例化してくれないかな。

・連なる3台の車。
いくらだって踊るイタミンと、ひたむきな表情で警部についていく米沢さん。
捜一と特命の協力体制、これからも続くのかな。
薫ちゃんの時みたいないがみ合いみたいなのはいらないけど、あんまり仲良くなってほしくはないかな~。
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・若林に取引きを持ちかける尊くん。
シー!の時の口がなんかパタリロっぽかったな。
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終盤。

若林に一事不再理で罪を逃れることを持ちかけ、自らの罪に頬かむりをしようとした4人。
贖罪する気も全くなく、笑顔を見せる4人への、右京さんの静かな言葉がかえって右京さんの怒りの大きさを表してるね。

法曹界や警察職に身を置いていた者が自らの過ちを認めることなく、その上その罪を隠蔽し、巧妙な計画で保身を図る。
若林の恐喝に乗り、冤罪を見逃し、あげくの果てに真犯人の無罪を確定させてしまったこの4人は運命共同体。
決して許されることはない。

そもそも、若林が犯人に仕立て上げた城戸や、その母親の存在をすっかり忘れている4人に救いはない。

若林に対しての右京さん。
ガラガラと崩れていく足元。必死に踏みとどまろうとしてもどこにも逃げ場がない若林。
1つ1つその罪をじわじわ攻める。
これは恐怖だよな~。
右京さん怖すぎるのよ。


そして、尊くんの過去の偽証。

尊敬する先生に過去の嘘を指摘された生徒みたい尊くん。
泣きそうな尊くんの表情。
突き放された気がしたのかな。

偽証をしたことはその後の尊くんの人格形成に大きな影響を与えることになったのかな?
いや、当時は、偽証することもまたよし、くらいに思っていたかも。

城戸が犯人だという真実をより一層強固なものにするために必要だった、とかいう意識も働いていたかもしれない。
ガールフレンドが殺されたことへの私怨も。

特命で過ごすようになって、右京さんの真実を追い求める姿を目の当たりにするうちに変わってきたんだな、尊くん。

season8「ミス・グリーンの秘密」を思い出す。
まだ新芽の尊くんは、特命に来て2年半。少し枝葉を伸ばしたのだろうね。
これからどんな樹に成長するのか。

右京さんとは違う正義をもっていることを自覚しつつも、まだ右京さんに学ぶことがあると。

そんな尊くん、右京さんの言葉はこたえたろうな。
「とっくに時効ですけどね」

右京さんはいつぐらいから尊くんの証言の矛盾に気付いてたんだろう?

尊くんだって、右京さんと城戸事件を検証することになったなら、結果的に自分の過去の偽証も右京さんに暴かれてしまうかもしれないとわかってはいても、でもやはり真実を追求せずにはいられなかった。
これは尊くんの心情の変化なのか。
成長と言っていいのかな。

いつもの水響亭でワイン片手に泣きべそ尊くんを、必死になぐさめる大河内さん。
これではママンではなく、無条件に孫をかわいがるおばあちゃんじゃないか。
尊ちゃんは悪くねぇ。
ばあちゃんよく知ってるから・・・

それにしても。
尊くんのこれからも楽しみなんだけど・・・

たまきさーん!!!

右京さんの唯一の心のオアシスがなくなってしまったのはあわれすぎる。
尊くんとたまきさんをめぐってバトル、なんていう楽しみもなくなっちゃったのか?

切ない。
右京さん切ないよぉ


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たかちん
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女性
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自己紹介:
たかちんと申します。
「相棒」が好きです。
土ワイ時代からずっと好きです。
つらつらと語っているので、
よろしければ読んでやってください。
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