テレビドラマ「相棒」について、イラストちまちま描きつつだらだらと語っています。
season 12の製作も決定。
今日の一言
右京さん:それに耐えられないなら、人に罪を問うべきではない。僕はそう思っています。
尊くん:また1階まで降りろと。
***************************************
なんなんだseason ten。
初回といい、この2話目といい、あまりの重さにドキドキが止まらないじゃまいか。
10ではなくtenというだけあるね。
・三浦さんと参事官のツーショットって、なんとなく新鮮。

・「杉下の部下の神戸と申します」
すごい新鮮な響き!尊くんがこんなふうに言うの初めて聞いたよ。
まあ、対外的には普通に言ってることだろうけどね。
・お茶1つでこんなに笑わせてもらえるとは。
5階に着いてからまた降りてお茶を買い、汗ダラダラかきながらまた登った挙句に
「そのために彼がいます」
「ボクは紅茶がよかった」
って、右京さん気持ちいいほどヒドイ人。
・尊くん、暑がり設定にしたらしい。
あれだけ汗かいてりゃしょうがないね。最初から最後まで汗だくだく。
・パンダ灰皿!!!

・なんとなく張り合ってる尊くんとイタミン。

被害者遺族や関係者に聞き込みをするときの尊くんの真剣さは、season7「特命」の時と比べると、隔世の感があるね。
尊くん、被害者遺族の救われない感情にがっつりかかわるのって、初めてじゃないかしら?
どこまでやれば贖罪になるのか。前回尊くんが言ってたけど。
先週の犯人、若林や、自らの罪を贖うことを放棄した4人組と、今回の被害者である川北誠也が、過去の自分の罪を贖うことから逃げたことは、また違った感情や背景があるよね。
川北に、何かのきっかけや、人の出会いなんかがあることで、変わったかもしれない。
何もかも空回りして、まるでボタンの掛け違いのように、崩れていく自分の人生を、苛立ちながら傍観するしかなかった姿が見えるんだ。
もしも、父が逃げなかったら、もしも、姉が強く弟に立ち向かったら。
違ったのかな。
殺された新開拓海、そして加害者に罪を償ってほしいと願いながらも裏切られ続けた両親、
息子を、弟を、愛していたはずなのに、人を殺めてしまった川北誠也を戸惑いの目で見る家族、
加害者の家族という事実に耐えきれなかった父と姉。
絶対的な悪人は存在しないのに、誰も救われない。
どこで間違っちゃったんだろう。
どこで間違っちゃったんだろう。
右京さんが伝えた、姉から父への伝言。
全てを察して、泣きくずれる父親。
涙があふれた。
尊くんの、残酷だとは思わないのか?との問いに対しての右京さんの答え。
それが出来ないなら、人に罪を問うべきではない。
それが、右京さんの警察官としての矜持なんだね。
人に、罪を問うとは、刃を突きつけること。それと同時に自らの体にも刃を突きつけている右京さんの覚悟。
尊くんはどう感じているんだろう。
自分の正義よりも、依頼人の心情が大事と言い切る瀬田弁護士も、ものすごかっこよかった。
これが弁護士としての矜持なんだろう。
真実以外に人を救う道はない、と、自らの正義を貫く右京さんとは対照的な存在として描かれてたのかな。
どちらが正しいとか間違ってるとかではないけれど。
2人のぶつかり合いは、静かなシーンなのにすごい迫力でした。
とても重い話で、被害者遺族とかかわるいろんな登場人物のさまざまな感情や、司法の問題点なんかをしっかり描いていて、秀作だとは思うんだけど、「相棒」としては、2人のキャラがあまり際立っていなかったなーと。
それでも「相棒」というドラマとして成り立っているのは、2人の立ち位置や人物設定がある程度決まりつつあるからで、視聴する側もそれを受け入れているからで、今の、このseason tenだから出来た話なのかな。
右京・尊コンビの初期では、それこそ空回りしてしまった気がするな。
ラスト。
ゆらめく逃げ水に向かって歩く右京さんを見る尊くん。
真実を求めて止まない右京さんのしっかりとした歩みが、蜃気楼のように実体のない逃げ水と対比的な象徴として描かれてたのかな。
(いや、ただ単に、尊くんがあまりの暑さに熱中症寸前の幻をみたとも考えられまする)
右京さん:それに耐えられないなら、人に罪を問うべきではない。僕はそう思っています。
尊くん:また1階まで降りろと。
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なんなんだseason ten。
初回といい、この2話目といい、あまりの重さにドキドキが止まらないじゃまいか。
10ではなくtenというだけあるね。
・三浦さんと参事官のツーショットって、なんとなく新鮮。
・「杉下の部下の神戸と申します」
すごい新鮮な響き!尊くんがこんなふうに言うの初めて聞いたよ。
まあ、対外的には普通に言ってることだろうけどね。
・お茶1つでこんなに笑わせてもらえるとは。
5階に着いてからまた降りてお茶を買い、汗ダラダラかきながらまた登った挙句に
「そのために彼がいます」
「ボクは紅茶がよかった」
って、右京さん気持ちいいほどヒドイ人。
・尊くん、暑がり設定にしたらしい。
あれだけ汗かいてりゃしょうがないね。最初から最後まで汗だくだく。
・パンダ灰皿!!!
・なんとなく張り合ってる尊くんとイタミン。
被害者遺族や関係者に聞き込みをするときの尊くんの真剣さは、season7「特命」の時と比べると、隔世の感があるね。
尊くん、被害者遺族の救われない感情にがっつりかかわるのって、初めてじゃないかしら?
どこまでやれば贖罪になるのか。前回尊くんが言ってたけど。
先週の犯人、若林や、自らの罪を贖うことを放棄した4人組と、今回の被害者である川北誠也が、過去の自分の罪を贖うことから逃げたことは、また違った感情や背景があるよね。
川北に、何かのきっかけや、人の出会いなんかがあることで、変わったかもしれない。
何もかも空回りして、まるでボタンの掛け違いのように、崩れていく自分の人生を、苛立ちながら傍観するしかなかった姿が見えるんだ。
もしも、父が逃げなかったら、もしも、姉が強く弟に立ち向かったら。
違ったのかな。
殺された新開拓海、そして加害者に罪を償ってほしいと願いながらも裏切られ続けた両親、
息子を、弟を、愛していたはずなのに、人を殺めてしまった川北誠也を戸惑いの目で見る家族、
加害者の家族という事実に耐えきれなかった父と姉。
絶対的な悪人は存在しないのに、誰も救われない。
どこで間違っちゃったんだろう。
どこで間違っちゃったんだろう。
右京さんが伝えた、姉から父への伝言。
全てを察して、泣きくずれる父親。
涙があふれた。
尊くんの、残酷だとは思わないのか?との問いに対しての右京さんの答え。
それが出来ないなら、人に罪を問うべきではない。
それが、右京さんの警察官としての矜持なんだね。
人に、罪を問うとは、刃を突きつけること。それと同時に自らの体にも刃を突きつけている右京さんの覚悟。
尊くんはどう感じているんだろう。
自分の正義よりも、依頼人の心情が大事と言い切る瀬田弁護士も、ものすごかっこよかった。
これが弁護士としての矜持なんだろう。
真実以外に人を救う道はない、と、自らの正義を貫く右京さんとは対照的な存在として描かれてたのかな。
どちらが正しいとか間違ってるとかではないけれど。
2人のぶつかり合いは、静かなシーンなのにすごい迫力でした。
とても重い話で、被害者遺族とかかわるいろんな登場人物のさまざまな感情や、司法の問題点なんかをしっかり描いていて、秀作だとは思うんだけど、「相棒」としては、2人のキャラがあまり際立っていなかったなーと。
それでも「相棒」というドラマとして成り立っているのは、2人の立ち位置や人物設定がある程度決まりつつあるからで、視聴する側もそれを受け入れているからで、今の、このseason tenだから出来た話なのかな。
右京・尊コンビの初期では、それこそ空回りしてしまった気がするな。
ラスト。
ゆらめく逃げ水に向かって歩く右京さんを見る尊くん。
真実を求めて止まない右京さんのしっかりとした歩みが、蜃気楼のように実体のない逃げ水と対比的な象徴として描かれてたのかな。
(いや、ただ単に、尊くんがあまりの暑さに熱中症寸前の幻をみたとも考えられまする)
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たかちんと申します。
「相棒」が好きです。
土ワイ時代からずっと好きです。
つらつらと語っているので、
よろしければ読んでやってください。
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土ワイ時代からずっと好きです。
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