テレビドラマ「相棒」について、イラストちまちま描きつつだらだらと語っています。
season 12の製作も決定。
今日の一言
右京さん:絵の価値は、見た人が決めるものです
尊くん:あれぇ、ページがくっついてたのかなぁ
***************************************
太田愛さんらしい、しみじみしたお話でした。
物語の破たんもなく、小ネタもちりばめられていて、右京さんと尊くんの推理の掛け合いもある。
特に不足もない、しっとりとした小品。
こーゆーのもシリーズに何話かほしいね。
でも、こういうしっとり系にありがちなのが、殺人を犯した犯人に右京さんが理解を示し、なんとなくみんな微笑みで物語が終わる、みたいな感じ。
でも、どうしても、殺された人の家族とか周囲のことを考えてしまうのね。
もちろん、ほんとに利己的な理由で殺人を犯し、何の反省もない犯人と、やむを得なく殺人を犯してしまい、深く悔いている犯人とは右京さんの対応も違うということはわかるんだけど、殺人は最も犯してはいけないこと、という、右京さんのスタンスを少しでも示してほしかったんだね。
さて、右京さんとたまきさん、美術館でデート。
美術館の中で声でかくね?
そしてこういう場面でも「デートではありません!」って右京さんは言い張るのかな?
事件のあらましを事細かに特命2人に話す米沢さん。
へんなポーズの尊くんに突っ込みも忘れません。

「誤り方が不自然じゃないですか?」
尊くん、冗談です、とは言ってたけど、
半分以上本気だったんじゃない?
花の里にて。
いつの間にやら、宮部さんではなく、たまきさん、と名前で呼ぶようになった尊くん。
たまきさんにいいとこ見せようとして、たいして興味もないであろう画家の話を、さも心惹かれてるような言い方をするあさはかな尊くんに対して、ことごとく突っ込みを入れる右京さん。
(有吉比登治が好き)
「たまきさんと同じ趣味だなんて、光栄です」←「絵を見ていればもっとよかったですねえ」
(有吉の引き裂いた最後の絵を回顧展で展示する)
「へ~、大胆ですね、それは。どんな絵なんです?」←「その本に書いてありましたねえ」
(本は有吉が親友にあてた手紙を元にしている)
「ふ~ん、そうなんですか」←「それもその本に書いてありましたねえ」
ページがくっついてたって、尊おまえよぉ・・・

たまきさんって尊くんが呼んだことに右京さん実は若干イラっときてたのかな?
子どもっぽいね。(どっちも)
尊くんはだいたいソツのない人間だけど、たまきさんの前ではどうも本調子じゃないみたい。
8-10の利休回みたいにさ、たまきさんの前ではたじたじ、みたいな。
こーゆー年上のしっかりした女性に弱いのだな、きっと。
榊役の米倉斉加年、いい味出してるね。
枯れた中にも熱く燃えたぎる画家としての魂。
榊の周辺を調べ始める特命2人。
「控えめに言って、そーとー偏屈なひとですよね」
って尊くん、わりと控えめじゃないね。
更に、榊の画塾に聞き込みに行き、榊に対し低い評価をする画塾の人間に
「でしょうねえ」
とうっかり同意して、右京さんに冷ややかな目でたしなめられる尊くん。

尊くんは素直っちゅうか、正直っちゅうか・・・
あ、あと、「晩鐘」が見つかりました、という米沢さんの電話に、なぜか出ようとしない特命2人。
どういった演出意図があるのかはよくわからんけどさ。
へんなの。
ちらりと右京さんをみる尊くん。
電話にでる順番とか決めてるのかな?
「今回は杉下さんの出る番ですよ」
みたいな。
でも、基本的に尊くんが出るべきでしょー。部下なんだからさ。
有吉のことをよく覚えていないと言いながら、手紙を大事に持っている榊。
「晩鐘」はなかった、贋作をつくらせ、謝礼と引き換えに口裏を合わせたのでは、
という尊くんの推理。
右京さんが尊くんにその推理を榊さんの前で披露させたのは、右京さんも少し、それをぶつけられた時の榊さんの反応に興味があったのかな?
右京さんのぶつけた推理では、謝礼は金ではなく、個展を開くこと、新調したスーツは自分の個展のため。
これは結果的に間違っていたんだけど、榊さんに対して、逃げ場がないほどにたたみかけるような攻撃をしかける右京さんは、相変わらず、怖い。
有吉の最後の命をふりしぼって描いた最後の絵を、本当に引き裂いて展示するという暴挙に出ようとした三木。
有吉の絵を守るために三木を殺した榊さん。
本当に絵を守るためだけだったのか?
三木への怒りとか、三木の、死者の尊厳を踏みにじる行為に対しての、義憤もいくらかあったんじゃないか?
なーんて、少し思ってしまうのです。
でも。
手紙にあった、皮肉屋で尊大な態度は、それを表面でしか受け取れないものにとってはそれでしかないけど、その奥に隠された、友への渇望。
友にしかわからない真意。
有吉と榊さんの友情。
個展のモギリをやらせてやる、という手紙の裏には2人にしかわからない約束があった、
というエピソードには、ちょっと泣いてしまった。
なんだかんだ言っても、こういう話にちょっと弱いのであります。
右京さん:絵の価値は、見た人が決めるものです
尊くん:あれぇ、ページがくっついてたのかなぁ
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太田愛さんらしい、しみじみしたお話でした。
物語の破たんもなく、小ネタもちりばめられていて、右京さんと尊くんの推理の掛け合いもある。
特に不足もない、しっとりとした小品。
こーゆーのもシリーズに何話かほしいね。
でも、こういうしっとり系にありがちなのが、殺人を犯した犯人に右京さんが理解を示し、なんとなくみんな微笑みで物語が終わる、みたいな感じ。
でも、どうしても、殺された人の家族とか周囲のことを考えてしまうのね。
もちろん、ほんとに利己的な理由で殺人を犯し、何の反省もない犯人と、やむを得なく殺人を犯してしまい、深く悔いている犯人とは右京さんの対応も違うということはわかるんだけど、殺人は最も犯してはいけないこと、という、右京さんのスタンスを少しでも示してほしかったんだね。
さて、右京さんとたまきさん、美術館でデート。
美術館の中で声でかくね?
そしてこういう場面でも「デートではありません!」って右京さんは言い張るのかな?
事件のあらましを事細かに特命2人に話す米沢さん。
へんなポーズの尊くんに突っ込みも忘れません。
「誤り方が不自然じゃないですか?」
尊くん、冗談です、とは言ってたけど、
半分以上本気だったんじゃない?
花の里にて。
いつの間にやら、宮部さんではなく、たまきさん、と名前で呼ぶようになった尊くん。
たまきさんにいいとこ見せようとして、たいして興味もないであろう画家の話を、さも心惹かれてるような言い方をするあさはかな尊くんに対して、ことごとく突っ込みを入れる右京さん。
(有吉比登治が好き)
「たまきさんと同じ趣味だなんて、光栄です」←「絵を見ていればもっとよかったですねえ」
(有吉の引き裂いた最後の絵を回顧展で展示する)
「へ~、大胆ですね、それは。どんな絵なんです?」←「その本に書いてありましたねえ」
(本は有吉が親友にあてた手紙を元にしている)
「ふ~ん、そうなんですか」←「それもその本に書いてありましたねえ」
ページがくっついてたって、尊おまえよぉ・・・
たまきさんって尊くんが呼んだことに右京さん実は若干イラっときてたのかな?
子どもっぽいね。(どっちも)
尊くんはだいたいソツのない人間だけど、たまきさんの前ではどうも本調子じゃないみたい。
8-10の利休回みたいにさ、たまきさんの前ではたじたじ、みたいな。
こーゆー年上のしっかりした女性に弱いのだな、きっと。
榊役の米倉斉加年、いい味出してるね。
枯れた中にも熱く燃えたぎる画家としての魂。
榊の周辺を調べ始める特命2人。
「控えめに言って、そーとー偏屈なひとですよね」
って尊くん、わりと控えめじゃないね。
更に、榊の画塾に聞き込みに行き、榊に対し低い評価をする画塾の人間に
「でしょうねえ」
とうっかり同意して、右京さんに冷ややかな目でたしなめられる尊くん。
尊くんは素直っちゅうか、正直っちゅうか・・・
あ、あと、「晩鐘」が見つかりました、という米沢さんの電話に、なぜか出ようとしない特命2人。
どういった演出意図があるのかはよくわからんけどさ。
へんなの。
ちらりと右京さんをみる尊くん。
電話にでる順番とか決めてるのかな?
「今回は杉下さんの出る番ですよ」
みたいな。
でも、基本的に尊くんが出るべきでしょー。部下なんだからさ。
有吉のことをよく覚えていないと言いながら、手紙を大事に持っている榊。
「晩鐘」はなかった、贋作をつくらせ、謝礼と引き換えに口裏を合わせたのでは、
という尊くんの推理。
右京さんが尊くんにその推理を榊さんの前で披露させたのは、右京さんも少し、それをぶつけられた時の榊さんの反応に興味があったのかな?
右京さんのぶつけた推理では、謝礼は金ではなく、個展を開くこと、新調したスーツは自分の個展のため。
これは結果的に間違っていたんだけど、榊さんに対して、逃げ場がないほどにたたみかけるような攻撃をしかける右京さんは、相変わらず、怖い。
有吉の最後の命をふりしぼって描いた最後の絵を、本当に引き裂いて展示するという暴挙に出ようとした三木。
有吉の絵を守るために三木を殺した榊さん。
本当に絵を守るためだけだったのか?
三木への怒りとか、三木の、死者の尊厳を踏みにじる行為に対しての、義憤もいくらかあったんじゃないか?
なーんて、少し思ってしまうのです。
でも。
手紙にあった、皮肉屋で尊大な態度は、それを表面でしか受け取れないものにとってはそれでしかないけど、その奥に隠された、友への渇望。
友にしかわからない真意。
有吉と榊さんの友情。
個展のモギリをやらせてやる、という手紙の裏には2人にしかわからない約束があった、
というエピソードには、ちょっと泣いてしまった。
なんだかんだ言っても、こういう話にちょっと弱いのであります。
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無題
美化してるという声、ちらほらありましたね。
私も思わず泣いてしまった派です。
もともとサツジンをエンターテイメントとしている訳だから
こういった刑事もの、推理ものが好き!という時点で
あくまで「サツジンは許されない」は前提というお約束でしょうと思うけど
複雑な思いがするのはよくわかります~。
でも、好きなんだな。ホームズも金田一も相棒も。
今回の神戸くん、ちょっと腑に落ちない行動が多かったよね。
なぜ知ったかぶりをする?なぜ上司に電話に出させる?
面白いからいいけど…w
(誤り方が不自然です、可笑しいよっ!)
私も思わず泣いてしまった派です。
もともとサツジンをエンターテイメントとしている訳だから
こういった刑事もの、推理ものが好き!という時点で
あくまで「サツジンは許されない」は前提というお約束でしょうと思うけど
複雑な思いがするのはよくわかります~。
でも、好きなんだな。ホームズも金田一も相棒も。
今回の神戸くん、ちょっと腑に落ちない行動が多かったよね。
なぜ知ったかぶりをする?なぜ上司に電話に出させる?
面白いからいいけど…w
(誤り方が不自然です、可笑しいよっ!)
フィクションとリアリティのはざまで
moguさま
コメントありがとうございまーす。
美化してるとは思わなかったですけど、すこーしセンチメンタリズムかなって思ったり。
太田さんの脚本の時はほとんどそうなんですけどね。
「殺しのカクテル」とかそうなんだけど、人殺しといてなんすか、みたいに思ったり思わなかったり・・・
そもそもドラマですからね、相棒の設定そのものが荒唐無稽ともいえるし。でもその中でも正義を追及する(右京さんの場合追求しすぎる?)警察ドラマをみたいわけです。フィクションの中でも、リアリティをできるだけ追求してほしいし。
でもまあ、いろんな見方のできるストーリーは大歓迎ですし、社会派あり、トンデモ話あり、しんみり話あり、が相棒のいいところ。
尊くん、ちょっと変でしたね。
某サイトではいろいろ憶測が出てましたが。
ただ単にふてくされてただけなのかな。
コメントありがとうございまーす。
美化してるとは思わなかったですけど、すこーしセンチメンタリズムかなって思ったり。
太田さんの脚本の時はほとんどそうなんですけどね。
「殺しのカクテル」とかそうなんだけど、人殺しといてなんすか、みたいに思ったり思わなかったり・・・
そもそもドラマですからね、相棒の設定そのものが荒唐無稽ともいえるし。でもその中でも正義を追及する(右京さんの場合追求しすぎる?)警察ドラマをみたいわけです。フィクションの中でも、リアリティをできるだけ追求してほしいし。
でもまあ、いろんな見方のできるストーリーは大歓迎ですし、社会派あり、トンデモ話あり、しんみり話あり、が相棒のいいところ。
尊くん、ちょっと変でしたね。
某サイトではいろいろ憶測が出てましたが。
ただ単にふてくされてただけなのかな。
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性別:
女性
趣味:
映画鑑賞
自己紹介:
たかちんと申します。
「相棒」が好きです。
土ワイ時代からずっと好きです。
つらつらと語っているので、
よろしければ読んでやってください。
「相棒」が好きです。
土ワイ時代からずっと好きです。
つらつらと語っているので、
よろしければ読んでやってください。
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